市議会のうごき

若林新三議員が一般質問(12月議会)

2015年12月10日 木曜日

12月議会が12月3日から15日にかけて開かれ、9日には若林新三議員が一般質問を行いました。

質問した内容は①平和行政の推進、②放射線影響研究所の移転、③障害者雇用の促進、④広島特別支援学校の新設、⑤広島市独自の環境マネジメントシステムの運営、⑥少年サポートセンターの活動、⑦都市計画道路・高陽可部線の整備の7項目。若林新三議員の質問は基本的には政策提起を含めた内容になっています。

特別支援学校の新設については、3年前に新たに新設されたものの児童生徒数が推計以上に上回り、教育に大きな支障が現れているため、今後正確な推計を行うとともに、適正な教育環境を整えるために新たな学校整備を求めたものです。

都市計画道路・高陽可部線の整備については現在事業を行っている工区の次の工区の整備を求めたもの。この道路が整備されれば安佐市民病院の現在地から新たに整備される荒下地区まで大きく迂回することなく一直線で結ばれ、利便性は格段に向上します。

特別支援学校をもう1校新設するよう求める若林新三議員

特別支援学校をもう1校新設するよう求める若林新三議員

 

都市魅力づくり対策特別委員会(11月19日)

2015年11月19日 木曜日

都市魅力づくり特別委員会が11月19日に開かれ、観光関係の有識者として「JTB総合研究所」の主席研究員の中根裕さんと「じゃらんリサーチセンター」の中四国チームリーダーの舘博哉さんが観光振興についてそれぞれ2時間程度講演しました。この特別委員会は2016年6月に広島市の観光振興について政策提言をまとめるとともに、2017年6月にはスポーツ振興について政策提言をまとめることにしています。

中根裕さんは「都市観光と地域づくり」と題して講演。新しい旅の形として「団体」から「個人」に変わるとともに「観光地」ではなく「生活地」を求める傾向にあることを説明。エコツアーやグリーンツーリズムといった従来の旅の形式とは異なる新たな旅のニーズが高まっていると話されました。

舘博哉さんは「プロダクトアウトからマーケットインへ」と題して講演。観光分野においても、いわゆる「作り手」「売り手」の発想による商品やサービスをつくる「プロダクト・アウト型」から、「お客様」が望む商品やサービスを知り、それらを提供する「マーケット・イン型」の発想転換が必要だと強調されました。

特別委員会では観光関係の有識者から講演を受けました。

特別委員会では観光関係の有識者から講演を受けました。

 

2014年度決算を認定(第5回臨時会)

2015年11月19日 木曜日

11月4日に2014年度の決算を認定する第5回臨時会が開かれ、一般会計をはじめとするすべての決算が認定されました。

一般会計歳入は5780億5544万円。13年度と比べて41億1795万円(0.7%)の増となりました。市民税などの自主財源は3093億円で前年度より約57億円(1.9%)の増。国庫支出金などの依存財源額は2686億円で前年度より約16億円減少しています。

歳出総額は5726億25万円(0.9%増)で黒字決算となりました。

目的別歳出では福祉関係の民生費が最も多く1887億円で前年度と比べて7.0%増。次いで土木費が910億円、公債費が711億円、衛生費661億円、総務費455億円となっています。

決算審査で若林新三議員は神楽の振興やコンビニを利用した市民サービスの向上などについて発言しました。

決算審査で若林新三議員は神楽の振興やコンビニを利用した市民サービスの向上などについて発言しました。

神楽を活用した観光振興を(決算特別委員会)

2015年11月19日 木曜日

10月7日から28日にかけて2014年度の決算を審査する特別委員会が開かれ、若林新三議員は経済観光環境関係の審査で神楽を活用した観光振興をはかるよう求めた他、「広島おもてなしパス」の充実、クルーズ客船の誘致などについて発言しました。また、その地域の食べ物も観光の大きな目的となっているため、水産品としてカキだけではなくオニオコゼなども観光資源として活用するよう求めました。

一方、総務関係の質疑ではコンビニを利用した市民サービスの向上を求めるとともに、現在安佐北区で取り組んでいる「可部連山トレイルラン」を広島市を代表する大会に育てるよう求めました。

2016年3月からはコンビニを利用して住民票などの交付ができることになっています。また「可部連山トレイルラン」は全国から600人程度が参加し、可部の山岳コースを駆け抜ける大会で、22㎞と16㎞のコースが設定されています。

広島神楽の人気は高まっています。

広島神楽の人気は高まっています。

 

 

 

安佐市民病院、機能分散案を可決(第4回定例会)

2015年9月30日 水曜日

9月14日から29日にかけて開かれた第4回市議会定例会で安佐市民病院の機能分散案を賛成多数で可決しました。安佐市民病院の建て替えをめぐっては昨年2月の定例会で市長が提案した荒下地区への移転案を否決していました。今回の可決により荒下地区には高度、急性期医療450床の病院を新設。現在地には北館を利用して日常的に受診できる地域包括ケア病棟(57床)やホスピス(20床)を整備する他、夜間急病センターも併設する見通しとなりました。この議案の採決は記名投票方式を採用。賛成30票、反対23票でした。若林新三議員は、病院は現在地で建て替え、荒下地区は新たな賑わいの場所として整備すべきとして議案に反対しました。

安佐市民病院建て替えの採決は記名投票方式で行われました。賛成は白票、反対は青票を投じます。

安佐市民病院建て替えの採決は記名投票方式で行われました。賛成は白票、反対は青票を投じます。

定例会では、この他に4億5426万円の補正予算などの議案を可決するとともに2014年度の決算を審査する決算特別委員会の設置を決めました。

安佐市民病院の建て替えについては一定の結論が出たことになり、荒下地区への病棟の新設と併せて、現在地での跡地の有効活用を含めた地域を活性化するための議論がスタートすることになります。

総務委員会ではマイナンバー制度の導入にあたっては情報が漏えいしないよう万全を期すよう求めました。

総務委員会では、マイナンバー制度の導入にあたっては情報が漏えいしないよう万全を期すよう求めました。